トランジスタの雑談
基準点と負荷線
全てのバイアス回路にいえることですが、「トランジスタをこんな感じで動かしたいから、データシートのIc-Vceグラフで基準点と負荷線をイメージして、この値にしました」などと部品の値を決めます。まぁでも、「コレクタ電流を1mAにして常に決めてます」なんて強者もいるのも事実です。ちゃんと動きますからね。適当に線を加えましたが、正しく動作点を求めようとしているのに、僕は何をやっているのやら(大汗;)
この図はトランジスタのデータシートに記載されているIc-Vceグラフですが、Vceに12Vなかったので、自分で勝手に線を描いてみました。きっと、こんな適当では正しくない。でも、ある程度の回路は作れます。この辺りをカン?でやるクラブ員は多いです。良いのかなぁ?(笑) やっぱり、抵当な線はいかんよなぁ。っということで、この後に説明しようと予定している固定バイアス回路?を使って回路シミュレータLTSpiceでを使って負荷線をえがいてみよう。
電流源でのクラブ員が描いたグラフを紹介します。グラフに描く負荷線にコレクタの電圧をLTSpiceで右肩上がりに表示させているので不思議な感じを受けますが、まぁ、2SC1815のモデルデータが妙なんだと思います。これじゃ正確なグラフにはならないなぁ。
なんちゃって手書きグラフとLTSpiceのグラフじゃ異なるね。これって、何やら間違っているように思えます。次回の会合ネタにしたほうがいいかなぁ(笑) Youtubeに三角むすびさんがバイオス関連動画で負荷線の描き方を公開してます。こちらで勉強して次の酒飲み会で語るかぁ。
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