入力カップリングコンデンサ値の計算はハイパスフィルタ回路計算です。
高音を通し易くして低音を通りにくくするのがハイパスフィルタですが、この境目の周波数値をカットオフ周波数(CF)と言います。周波数値による効果はなだらかで、周波数の増減でだんだんと通りにくくなり、だんだんと通り易くなります。この周波数からスパッ!と通ったり通らなかったりするわけではありません。ですから、人間可聴周波数は最低が20Hzですが、この周波数の10分の1である2Hz辺りをカットオフ周波数として次の図のように計算します。
抵抗成分は入力信号線からアース(マイナス側)につながっている抵抗値を使いますが、電源プラス側につながっている抵抗も含めます。やっかいなのが、トランジスタ内部抵抗等の計算です(笑
求めた容量に近い値で売っているコンデンサは10uF。入力側のカップリングコンデンサは10uFとします。
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