付ける理由は、入力信号を送っているCDプレイヤ等に回路内部で使っている直流が逆流しないようにするためです。ちなみに音声信号(交流)はプラス(正)からマイナス(逆)を交互に繰り返し、逆流することほとんどありません。逆流するのは正方向にだけ進む直流が主です。(注意:オーディオアンプでは気にしませんが、高周波の場合、交流は反射の問題があります)
コンデンサは音声信号に影響を与えるので、それを嫌って、送り側にも同様のカップリングコンデンサが付いている理由で、こちら側ではつけない!っという判断もありますが、付けた方が無難です。無いかも(笑
残るはこのカップリングコンデンサーの容量ですね。今回は10uFにしましたが、これはHPF(ハイパスフィルタ)と呼ばれる回路として計算します。コンデンサ(C)と抵抗(R)を使う回路構成なのでCRフィルタとも呼ばれます。具体的な計算は次回に説明します。
ハイパスフィルタの計算で必要なコンデンサと抵抗を図に印しました。コンデンサが一つに3つの並列抵抗値で計算します。
このコンデンサーは音色的には敬遠されます。できるだけ付けたくないと皆が考えます。
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