トランジスタの雑談
固定バイアス回路
最も簡単な回路で効率が一番良い手法が固定バイアス回路。そころが固定バイアス回路でトランジスも動作させるとどんな回路でも熱を出しますが、固定バイアス回路の場合、熱が上がるとトランジスタの増幅度も上がり、これを繰り返してしまい、場合によっては熱暴走してしまう事があります。でも暴走しないようトランジスタを冷やせばOKですし、あまり熱を持たないタイプのトランジスタを使ってもOKです。ところで、名前が固定とあるので、他に固定じゃない回路があることは予想できますよね。固定の回路の場合、アクセルの無い車のエンジンを一定回転に保つため、水冷で抑えると思えば良いと思う。固定じゃない方の回路はアクセルがあると考えるといい。
この回路が固定バイアス回路です。入力のベース電流が0.1mAが増幅率(hfe)300で30mAとなる回路です。hfeはトランジスタの劣化で小さくなるし、トランジスタが自分で出す熱で増えたりするので、out端子から得られる増幅結果は安定しません。使用環境に冷やす機器を置いたとしても、長い間使うとトランジスタが劣化するので、能力がだんだんと落ちていくと予想できます。また、電源を超える合計V値でグランドに突入することはありません。当たり前ですけどね(笑) しかし、グランドは凄いですよね。入力信号をバンバン吸い込みます。どこに行くんだろう?やっぱり、熱かなぁ??
増幅を波形で見ると4倍以上にはなっているようです。でも、これでもスピーカを鳴らせません。小さなイヤホンなら音が鳴ってるかなぁ?と判るぐらい。もう1石を加えて力を込めればなるんですが(^^;) 1石の増幅回路ではスピーカーを駆動させるのはチトつらいですよ。時々、マニアの方がやられてるのは非常に無理をして鳴らしているんだと思います。そこで、僕も無理な回廊を紹介したい(笑)
自己バイアス回路(電圧帰還バイアス回路)
電流帰還バイアス回路
結局、電圧はどうなるの?
ベース電流(Ib)は200uAと決めたので、左図の0.2mAグラフ線を見て下さい。出力源を1Vから5Vとコレクタエミッタ間電圧(Vce)を大きくしても、コレクタ電流(Ic)は常に35mAぐらいの辺りです。トランジスタ以外の回路部品ではオームの法則通りに電圧が上がれば電流もあがりますが、トランジスタはグラフ線通りにしか動作しない。
それならと、ここで疑問に思うでしょう。「べース電流が200uAでコレクタエミッタ間電圧(Vce)をグラフ線で表現されていない最大規格の50Vを流したら、コレクタ電流(Ic)はどうなるの?」


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