差動回路の利得計算を試みた。もちろん、2つのトランジスタは全く同じ特性です。だから、同じ特性のトランジスタを準備する必要があります。これにこだわりだすと、大変苦労します。やってみてください(笑
差動回路はエミッタ設置回路が2つで構成されているようにみえるので、エミッタ設置回路の利得計算と同じように、負荷抵抗÷エミッタ抵抗で求められそうですが、この値よりもはるかに大きな増幅度になります。この理由は、エミッタ抵抗が共有され、接続点のVe点で電流が一定となり変動しません。この事でVeが回路的にはグランドと同じ扱いになり、増幅度は負荷抵抗÷トランジスタ内部抵抗となります。トランジスタ内部抵抗が非常に小さいので、増幅度は大きくなります。
部品の計算をする場合は、僕は入力から計算します。±0.1の入力の場合、計算式に±の記号を付けるのが面倒だから、バイオス誤差だと考え、エミッタ抵抗は-0.7Vと想定します。電源が両局電源(±15V)なのでマイナスでもOKですよ。差動回路の電源は両極であること聞きますが、これが理由なんでしょうね。残る部品値は自分で決めた負荷抵抗に流す電圧値に抵抗値を調整します。僕はNPNトランジスタを使った差動回路なら、プラス側の電源の半分ぐらいにセンターが来るように調整します。
また、2つのトランジスタに10Kオームぐらいをグランド間につなぐと、差動動作が安定しますから不思議ですね。


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