初段で冒険?(笑)
理系の人間は先入観がじゃまするかもなぁ~なんて、今回は思いました。趣味のオーディオの話ですが、トランジスタと呼ばれる部品にコレクタと呼ばれる足がありますが、これに今まで僕は20mAぐらいを流していました。これは教科書にエミッタ抵抗(下図ではR6)は「1.5Vが妥当!」と書いてあったからです。その決まり?を守るとついつい20mAぐらいとかなるわけです。
ところが山形大学の先生がYoutube動画に1.5Vより小さい0.6とか1.0Vとか使う例がアップされてました。「トランジスタのデータシートを信じて作ってみる」とおっしゃってました。確かにデータシートでは0.4Vぐらいの振れ幅なんですよね。これより大きければいいわけですから(笑
このエミッタ抵抗(下図のR6)はめちゃめちゃ重要で、ノイズ軽減にも一役かっています。電圧降下が今回は0.7Vとしていますが、この電圧降下は引き算ですが、この場合の引き算が低周波の世界ではノイズ軽減装置になります。だから、ちょっぴり高価な抵抗部品を付けるし、計算結果の抵抗が販売されてない時は、計算結果より高い値で販売されている部品をつかったりします。
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